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バリアフリー工事

当社では、バリアフリー住宅とは、老人や障害者だけが必要としているものではなく、その住宅の住人全員が快適な暮らしを営んでゆける住環境そのものだと考え、今後のマイホーム増改築計画には必ず盛り込んでいくべきプランだと提案いたします。

バリアフリーと時代背景

少子高齢化という言葉は、現代の用語としては、小学生でも知っています。2010年には、4人に1人がお年寄りと言われていますが、まず間違いなくそうなるでしょう。いくら長生きしても、不自由では、意味がありません。自分の家に居るときは、不自由ではない、そういう意味でバリアフリー(障害なし)という言葉が生まれたと思われます。

では、建築とは一体何でしょう。建物だけをさすのでしょうか。建物の外だけですか、内側だけですか?照明や給排水までですか?それとも家具まで…?そう考えた時、建築は、目に見えるもの、手に触れるもの、すべての要素がそれに値するかも知れないと思いませんか。バリアフリーと言うと、とかく手摺や段差解消を想像しがちですが、実は、それは目に見える、手に触れるほんの一握りの物なのかも知れません。昨日まで無くて不便だった。今日から手摺がついて楽になった。だからそう感じるだけで、実は大海の一滴に過ぎないと思いませんか。

実は、建物そのものが至る部分がバリアフリーであって然りだと思います。ドアの取手の位置や方向、形状、サッシの高さ、軽さ、クレセントの位置、照明の方法、各種リモコン…すべての物が建築であり、バリアフリーであるべきなのかも知れません。いかがですか、貴方の建物はバリアフリーになっていますか?不自由になってからバリアフリーにしますか?

バリアフリーと時代背景
なぜ今バリアフリーなのか?

なぜ、今になって、バリアフリーなの。そう思いませんか。実は、日本の家は元々、全然バリアフリーじゃないからです。その代わり、長生きもしなかった…(あっスミマセンご隠居の事じゃないんです)長生きする人は、健康で長生きしていた。そう考えたらどうでしょう。洋風に比べ和風は段差が多い。特に封建社会の名残からか、框が異様に高かったり…『敷居が高い』とかいう言葉もあるでしょう。妙に段差に拘って家を造っていた。主人の部屋は廊下より床を高く作り、土間は外部と変わらないから外部の敷居は土や砂埃が入りにくい様に土間より十数センチも上げて造った。今のバリアフリーの考えとはまるで逆の事をしていたのですね。

で、今になって、今までとは逆の方向に行かざるを得なくなったらしい。欧米では、こんな風になってないですよね。靴脱いで、ベッドに入るのも何だか日本人には抵抗ありますけど。とりあえず、映画等に出てくる家庭ではすぐに車椅子も走れそうに見えますね。日本の昔の家で車椅子走る家にするのって、めっちゃくちゃタイヘンです。まず、真ん中に土間の部分がどーんと反対側まで抜けてるしね。全部壊して一から床かいた方がよっぽど、早そうです。そこで生活してるのを見てると、これまたタイヘン。右の部屋から左の部屋に行くだけで何と、スリッパ脱いで、草履はいて、土間渡ったら、草履脱いで、1mほどある床によじ登り、また更に一段登っていかれます。家中アスレチック。身体鍛えられてます。(笑)もうやめましょ、こんな家造るの。農業の形態もすっかり変わったのですから。しんどいとも言わないで、黙って家でアスレチックするの。もう笑えません。

とにかく、建築そのものを根底から考え直す時期にきているのではないでしょうか。だから今なんでしょ。最近の施主さんは、年齢層も若くなられて、もう注文される方も居なくなりました。外観は、黒壁の和風、とか言われる方が居ますが、内部は違いますね。南河内では『しころ』とか言いますが、第2水準の漢字で鎧兜の意味らしい。三面が壁という意味だという人もいます。東大阪で和風建築や寺院建築をしている友人に尋ねてみたところ『しころ』は聞いたことがない、と言っていました。想像するに、これは大阪南部の言葉ではないでしょうか。

バリアフリーの必要性
バリアフリーの必要性
工事サンプル
補助手摺配置工事

要介護者に限らず、老齢者の同居するご家庭にあって、手摺はもう必要不可欠な住宅設備といえます。時には全体重が掛かるものだけに、取り付けは慎重に且つ正確さが要求されます。

当社では熟練された設計士がご家族の動線をも考慮した配置プランから提案致します。

補助手摺配置工事
玄関 車イス用スロープ設置工事

既存の玄関をそのまま利用し、車イスに乗ったまま座敷へ上がれるように改造。(モチロンこの場合、介添え者は必要)車輪が滑らないようノンスリップシートを貼付けて対応した。この方法なら玄関の一部として、通常使用しない時でも違和感はない。

玄関 車イス用スロープ設置工事